この曲は78年のウイングスのアルバム「ロンドン・タウン」に収録された曲です。ポップ色の強いロックで、僕はこのアルバムの中では一番好きな曲です。
タイトルの訳は「(川の)左岸のカフェ」。特に名指しで「セーヌ川」という名は歌詞の中に出てきませんが、フランス国内を窺わせる描写がいくつかあることから、このような邦題になったんでしょう。アルバムでは1曲目が「たそがれのロンドン・タウン」2曲目がこの曲で、両国際的都市を意図的に並べたような曲順で収められています。
この曲は88年頃に一度録音しました。当時は持続音の出るキーボードを持っていなかったので、この曲のようなオルガンは難儀しました。ヤマハ・クラビノーバのエレピの音(減衰音)にコンプをかけ、できるかぎり引っ張ったものです。とはいえ、それ以前に、骨子となるドラムスのクオリティーがひどいもので(僕が叩きました)、一応完成を見たものの、惨憺たる出来でした。今回はそれ以来となる、満を持しての再録です。今は当然の如くオルガンの音もありますし、ドラムス(BFD)はこちらの細かい演奏指示に、文句も言わず忠実に応えてくれるので、昔のようなことはなくなりました。
エンディングの“カッカッカッカッ…”という音は、僕が口で出した擬音です。以前の録音でもこの方法でやりましたが、僕は昔から擬音をよく使います。表現に困る音があると、身近なものでなんとか代替しようとしたものです。まぁ苦しまぎれの策なんですが、意外と効果的です。よろしくご視聴願います。
タイトルの訳は「(川の)左岸のカフェ」。特に名指しで「セーヌ川」という名は歌詞の中に出てきませんが、フランス国内を窺わせる描写がいくつかあることから、このような邦題になったんでしょう。アルバムでは1曲目が「たそがれのロンドン・タウン」2曲目がこの曲で、両国際的都市を意図的に並べたような曲順で収められています。
この曲は88年頃に一度録音しました。当時は持続音の出るキーボードを持っていなかったので、この曲のようなオルガンは難儀しました。ヤマハ・クラビノーバのエレピの音(減衰音)にコンプをかけ、できるかぎり引っ張ったものです。とはいえ、それ以前に、骨子となるドラムスのクオリティーがひどいもので(僕が叩きました)、一応完成を見たものの、惨憺たる出来でした。今回はそれ以来となる、満を持しての再録です。今は当然の如くオルガンの音もありますし、ドラムス(BFD)はこちらの細かい演奏指示に、文句も言わず忠実に応えてくれるので、昔のようなことはなくなりました。
エンディングの“カッカッカッカッ…”という音は、僕が口で出した擬音です。以前の録音でもこの方法でやりましたが、僕は昔から擬音をよく使います。表現に困る音があると、身近なものでなんとか代替しようとしたものです。まぁ苦しまぎれの策なんですが、意外と効果的です。よろしくご視聴願います。
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- Paul McCARTNEY
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